「保湿の柱」と言われるオリーブオイル。肌を乾燥を防ぐことから、食用はもちろんのことお肌に使用するビューティーオイルとしてもすっかりメジャーになりました。でも、本当にオリーブオイルってお肌につけていいの?半信半疑で使用している人も多いはず。実際のところはどうなのでしょうか・・・

 

インナービューティーオイルとして

オリーブオイルに含まれるファイトケミカルである「オレオカンタール」「タンニン」は、強い抗酸化力抗炎症作用を合わせもっています。「ピリピリとした辛みや苦み」の素となるそれらの成分はフレッシュなエクストラ・ヴァージン・オリーブオイルに豊富に含まれており、肌の老化防止などに効果があるとされています。また、オリーブオイルは腸の蠕動運動を促進してくれるので、便秘を解消しニキビ予防にも期待がもてます。

植物オイルでありながら人の皮脂膜の成分に含まれるスクワレンを含有しているのも大きな特徴のひとつ。スクワレンは「酸素の運び屋]と呼ばれ、新陳代謝を促進するほか血液を浄化するなど、若さを保つために欠かせない成分です。スクワレンは25歳頃を境に加齢とともに減少するため、細胞は酸素不足に陥ります。スクワレンを補うことで、お肌のターンオーバーを正常に保ち、シミ・シワなどのお肌の老化を防いでくれるというわけです。よく、市販の化粧品に「スクワラン配合」というのがありますが、スクワランとはスクワレンに人工的に1%の水素添加をして酸化安定力を高めた製品です。

年齢を重ねたお肌には、外からだけの保湿ではなく、インナーからのスキンケアが必要なんですね。

 

ニキビケアにはNG?

オリーブオイル(オメガ9系のスキンケアオイル)は、保湿効果が高く、肌を乾燥から防ぎます。しかしながら、オリーブオイルにはアクネ菌の餌になりやすいというちょっと残念な性質もあり、ニキビを増殖・悪化させてしまう恐れがあります。

皮脂分泌が活発な若い方や、大人ニキビで悩んでいる方には、お顔や背中などニキビのできやすい部位に直接使用することをおすすめしません。手の甲や脚のスネなど、乾燥が激しい部位のみに使用されてはいかがでしょうか?いずれの場合でも、酸化されづらいホホバオイルとブレンドして使用することをおすすめします

オリーブオイルはテクスチャーが重いので、マッサージオイルにとしても、使いやすいとは言えないかもしれません。

 

 

ニキビを防ぐには・・・

そもそもニキビとは、毛穴に皮脂がつまり、アクネ菌が増殖し毛穴の中で炎症が起こること。

アクネ菌は誰もが持っている肌の常在菌ですが、毛穴がつまると皮脂が充満した中で増えていきます。増殖したアクネ菌はニキビの炎症を引き起こし赤ニキビとなります。

ニキビを作らせないためには「毛穴を詰まらせない」 「酸化されづらい肌をつくる」などが重要です。

まだ炎症は起きていない「マイクロコメド」の段階で毛穴に詰まった皮脂が酸化しないように、きちんとクレンジングすることも大切です。そのためには、正しい洗顔と正しい保湿を。皮脂が多くてニキビができる人もいますが、乾燥させることでニキビが治るわけではありません洗顔により皮脂が不足したお肌には、洗顔後すぐに良質なオイルを補ってあげましょう。

ニキビ予防には、ココナッツオイルとホホバオイルをお薦めします。